バブル期の頃だったでしょうか、マンション価格が高騰し何千万もする物件が当たり前のように取引されるようになりました。
ついには億超えのマンションが出現し、万ションではなく億ションと言われるようになりました。
現在、タワーマンションの上層階や一等地と呼ばれるような地区では億ションは決して珍しくないという状況になっております。
東京都心部ではマンションの販売価格が1㎡当たり100万円前後となっていますので 専有面積100㎡超えの物件は1億円を超えても不思議ではありません。
土地代金・建築費用の上昇に伴いマンション販売価格も上昇しました。
マンション価格に比例して賃貸物件の賃料も上昇すれば投資用としての運用も可能です。
しかしながら、10年前に1,600万円で購入されたワンルームマンションが賃料8万円だった仮定して、それに対して新築で2,500万円のワンルームマンションが購入価格に対して同比率の1/200 賃料12.5万円で借り手が付くかというと難しいように感じます。
億ションの賃貸物件も実際にあります。ワンルーム賃貸や一般的なファミリー向けマンションと比較すると、その数は明らかに少ないです。
希少性はありますが、ニーズが無ければ賃料は当然下がります。
月々の収入はあるが一括購入するまでの貯蓄は無い、有名人などで定期的に引越しをする方、フリーランスや自営の方でローン審査がおりないなど様々な理由で超高級賃貸を借りる人がいます。
ニーズはありますが、空室が出れば賃料100万とか200万円が入ってこないと考えると一般人はぞっとしてしまいます。
超高級賃貸物件のオーナーになって別次元の感覚を味わってみたいものです。