不動産投資

家賃収入2千万円って

投稿日:2017年12月14日 更新日:

マンション投資で、「総資産1億円」とか「家賃で年収2千万円」などと広告があったりします。

「総資産1億円」でも負債金額はいくらなのでしょうか?

「家賃年収2千万円」でも支出金額はいくらなのでしょう?

負債が資産を超えていたとしても年々負債額が減っていくならば、投資としては成り立ちます。

サラリーマンの年収ならば税込2千万円と言われれば手取りでも1千万超の高給取りでしょう、しかし家賃収入2千万円の場合手取り額が1千万円超かどうかは内容によります。

投資用不動産を全額自己資金で購入、相続等で取得など借入金なしで所有し賃貸している場合なら、支出金額は固定資産税や修繕費や賃貸募集に関わる費用 そして税金などを引いて相当額の手取り額となるでしょう。

しかし物件購入をフルローンでしている不動産投資の場合、当然ローンの返済額を家賃収入から賄うこととなる。おそらく家賃収入と支出を比較すると同額程度となることが多いようです。

つまりは、家賃収入が2千万円あっても支出が同額あれば手許には残らないということです。

資産総額や家賃収入の金額は多ければ心を揺さぶるのも事実ですが、大切なのは収支のバランスです。

投資案件としての成否はある期間のみでは一概には判断できませんが、表向きの金額のみに惑わされずに、しっかりと判断していかなければ痛い目に遭うこともありますので、本質を見極めてされることをお薦め致します。

 

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