蛇口の修理と言えば「水道屋さん」と思う方が多いでしょう。
水道配管に接続されている部分は素人がいじって水漏れが発生する恐れやそもそも資格が必要だったりしますのでプロに頼んだ方が良いでしょう。
しかし水道の不具合の多くは 蛇口を閉めても水がポタポタと落ちてくる、蛇口の回りが固いなどパッキンなどの部品を交換すれば直る場合がほとんどです。
水道関係の部品販売をしている会社のホームページを見て頂ければ、修理に必要な部品や修理の仕方まで調べることが出来ます。
ご自身で施工する以上は あくまで自己責任となりますが 選択肢として考えてみるのも良いと思います。
例えば、バスルームの2ハンドル水栓の場合、お湯側ハンドルの使用頻度が高いので不具合が出やすいです。
バルブ・スピンドル・ケレップ・パッキンなどは通販でも簡単に購入できます。工具もウォータポンププライヤーとドライバー程度で済み、価格も安価で揃いますので初心者でも挑戦できます。
水道の止水だけは しっかりしないと水浸しになってしましますので、止水をして蛇口を開いても水が出て来ないことを確認してから行いましょう。
また、ただ単に蛇口のハンドル内部品がすり減ってしまったことによる不具合の場合はアダプター交換もしくはハンドルごと交換で済みます。その場合は止水する必要もなく、ハンドルのキャップを取りドライバーでビスを外して部品を交換すれば終わりです。初心者でも問題なく交換できます。
前述程度の交換修理程度の作業であれば5分10分で済みます。
入居募集前にこれらの不具合・不具合までいかないが兆候が見られる場合などは 是非とも対応されることをお薦め致します。
内見時に動作確認して不具合があれば 物件管理に対する印象も良くありませんですし、入居後に不具合クレームを受けてからの対応ですと時間的制約や業者へ依頼することになるでしょうから費用も多く掛かってしまいます。
アパートやマンションを一棟で所有されている大家さんの場合、各室の設備は同じものを入れていると思いますので、修理発生時にすぐに対応できるように部材を用意しておくことも良いかと思います。通販で翌日には到着する物がほとんどですが、オークションサイトなどで浴室シャワー栓が安く出ている場合がありますので、各部品を購入するより安く済む場合もあります。
直接手で握るシャワー部分を新品に交換してあれば、入居募集時の印象も少しは良くなることでしょう。
家賃8万円の物件で空室期間が1ヶ月あれば 8万円の入金が無くなる訳です。少しお金をかけて空室期間が短くなるようならば 結局は得になると言えるでしょう。さらに前述のように、入居後の不具合対応を事前に予防できる効果は意外に大きいと思います。
この他にも、自分でできる修理について またご紹介していきたいと思いますので どうぞよろしくお願い致します。