不動産投資

相場を知る

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 何に関してもそうだと思いますが、「相場」を知ることは大切なことです。
日本ではコンビニやスーパーである商品を買うとした場合でも 値段がぜんぜん違うといったことはありません。
 ところが暴利をむさぼる悪徳業者?においては、「相場」をはるかに上回る価額で販売していたりします。

 不動産取引においても「相場」を上回る価額での取引は存在します。基本的に不動産は1点物です。売り手と買い手の思惑によって値段が決まることも多いです。どうしても売って欲しい人と売るつもりがない人との駆け引きを考えてみれば値段が「相場」以上になることは想像できると思います。

 一部の取引を除けば、「相場」での取引が基本であることは言うまでもありません。不動産投資をする際の購入額が「相場」以上の場合は、経営への影響に注視が必要です。

 不動産投資の場合、収益がどれほどあるかが重要です。いかに安く調達して、いかに高く貸すか いかに高く売るか それが不動産投資を成功させるセオリーの1つです。とはいうものの、「相場」以上で購入し「相場」以上の収益を出せれば問題なしとも言えます。ケースバイケースであることが難しくもあり醍醐味であるとも言えます。

 かぼちゃの馬車での不動産投資を例に説明してみましょう。元々の不動産購入価格も「相場」以上、想定家賃も「相場」以上、想定通り回れば破綻することはありません。しかし、当然「相場」以上で実力に見合わない賃料では借手はいなくなりますので破綻することになりました。

 「相場」を知ることは、購入価格・賃貸価格・管理費や修繕費などの経費全般にわたり金銭が発生するもの全てにあてはまることなのです。
 退去時の室内クリーニングやクロス張替え、エアコンや給湯器の交換など 「相場」を知らないことにより 本来受け取ることが出来た収益が減ってしまう恐れもあります。サブリースで指定業者を使用する契約となっている場合、「相場」以上に取られることも少なくないようです。

 現代社会はネット検索すれば多くの事が分かります。事前に調べていれば、損しなかった 騙されなかったということが多いです。「相場」を知っていれば、提示価格が許せる範囲なのかどうなのかを自分で判断できます。自分で手配すれば5万円の修繕工事に対して10万円と言われたら、手配する手間賃が5万円となるのでそれで良いのかどうかという判断になります。

 サブリースや管理に関する契約で業者指定がある場合、価格をどのように決めるのか確認した方が良いでしょう。指定業者を使うことにより、手配がスムーズに出来たり、取引量が増えることによるスケールメリットを期待出来る部分もあります。「相場」との兼ね合いで決めれば良いのです。

 「この金額です。」「どこもこの位の金額ですよ。」「特別に安くしてもらえました」
高いのか安いのか妥当なのか、判断基準を持っていないことが一番危うい状態なのです。

 会社は利益を追求するのが基本です。そう考えれば、自分の為にサービスで動いてくれるかどうかは自ずと答えは出てきます。「相場」との乖離がどれ程あるのかどうかで その会社の誠実さはある程度測れるのではないでしょうか。

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