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高齢入居者の話(1)

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高齢化社会が進むと賃貸物件の入居者に占める高齢者の割合も増えてきます。

「隣人の目覚まし音がうるさい」「テレビの音量が大きい」など音に関するクレームは、よくあるクレームの一つです。

そんな音に関するクレームの例を一つご紹介します。

隣室の目覚ましの音がずっと鳴っていて、うるさいとの連絡がありました。

状況を聞くと、目覚ましが鳴ってから止まることもあるが、頻繁に長時間鳴りっぱなしのことがあるとの説明でした。

目覚ましが鳴ったら連絡を頂き、隣室の住人に電話で確認することに致しました。

確認の電話をしたら

目覚まし音が鳴ったとの連絡を受け、隣人に電話で確認したところ

目覚まし音が鳴りっぱなしの旨を伝えたところ、うちでは無いと返答が来ましたが、電話から目覚まし音が聞こえてくるのです。

電話から目覚まし音が聞こえていた為、その音は何ですかと聞くと「そんな音はしていない」の一点張りでした。

結局、「私には目覚まし音が聞こえますので、時計を確認して見て下さい」と伝えて電話を切りました。

電話を切った後、現地に行って目覚まし音が消えていることを確認して、顛末を連絡を頂いた方に伝え、また鳴るようでしたら 再度対応する旨を伝え帰りました。

まとめ

今回の目覚まし音の件についての推察ですが、高齢者は聴力低下や高い音が聞こえ難くなる場合があり、本人も気付いていない場合もある。

本人が認識出来ていないことを強く指摘すると、隣人間にしこりを残す恐れもあるので 最初は「確認して見て下さい」程度で伝えると、ご本人で確認して音が小さく聞こえる、高い音が聞こえ難くなっていると自覚して頂ければ、目覚まし音に関して注意して頂けるようになるでしょう。

今回は、その後目覚まし音での問題は発生してないので、解決したと言えますが解決されなかった場合は、更なる対応が必要になります。

その場合でも、関係者の心情や性格を考えて対応する必要があります。

クレーム対応は、迅速に初動対応することが大切です。

対応が遅ければ、最終的に解決されても不満に感じることもあります、解決されなければ尚更です。

集合住宅の入居者の中には、若い人もいれば高齢者もいますし、学生だったり働いてる方もいるように様々な人が住んでいます。そんな中で問題が生じた際は、双方の状況を鑑みて対応することを忘れないようしたいと思った一件でした。

fudoさん

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fudoさん
Tags: 高齢入居者

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